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半導体超進化論 / 黒田忠広
Suruga-ya
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• Circle
• 著
黒田忠広
• Issue date
2023/05/10
• Rating
All ages
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details:
社会1988年に50%あった日本企業の世界シェアが今では10%。この30年間に世界の半導体は年率5%超の高度成長を続けたのに対して、日本は全く成長できなかった。このままいくと「日本シェアはほぼ0%に!?」なりかねない。一方で、世界は、今後さらにデジタル革命の追い風を受けて年率8%で急成長し、2030年には現在の2倍の100兆円を突破する勢いである。反転のシナリオはあるのか?/半導体戦略の要諦は、一言でいえば微細化技術への積極投資である。ただし、定石だけでは失った30年を取り戻すのは難しい。競争の舞台の第2幕を予見して先行投資をすることも必要である。剣道でいう「先々の先を撃つ」である。現下の複雑な情勢を読み解くためには、そのうなりを生み出す3種類の変化((1)産業の主役交代、(2)市場の波、(3)技術のパラダイムシフト)を理解する必要がある。/これらの変化によって、半導体チップの設計がソフトウエアのコードを書くくらい簡単になる。そうなれば世界に革命が起こる。アップルやテスラのようなTSMCの少数の大口顧客だけでなく、多くの人がチップを作れるようになればイノベーションが起こるということである。半導体技術を活用できる人を1桁、2桁増やすという意味だ。これこそが本書の主題として謳っている「半導体の民主化」であり、そのシチュエーションに日本逆転のチャンスがある。ソフトウエア開発者と比べると、ハードウエア設計者の人口は桁違いに少ない現状が、一挙に変わり新たな形のイノベーションが咲き乱れる時代がやってくる。/本書は、この激変する半導体戦略をリードするキーパーソン黒田忠広・東大教授が、新しい半導体の世界、激変する環境、それへの対応策を明らかにする初めての一般向けの書。産官学の枠を超えて半導体に関わるあらゆる人にとって必読の書となる。