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 その常識は本当か これだけは知っておきたい 実用オーディオ学 (増補) / 岡野邦彦

その常識は本当か これだけは知っておきたい 実用オーディオ学 (増補) / 岡野邦彦

Suruga-ya

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• Product condition
Used

• Circle
• 著
岡野邦彦
• Issue date
2024/08/28
• Serie
• Rating
All ages
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details:
電気工学【内容紹介】音響学とオーディオは、非常に深い関連はありますが、同じではありません。オーディオは趣味性が高い世界なので、必ずしも物理学に支配される必要はなく、個人がよい音と感じればそれでよいのです。しかし、他人にとっては一般性のない経験則に支配されたり、未確認なことを確認済と錯覚してしまったりすることで、もっと近道があったのに、遠回りしてしまうなら、それは「趣味だから問題ない」とばかりは言えないのではないでしょうか。限られた資金と時間で、効率的に良い音を手にするには、科学的発想は少なくとも「便利」だ、というのが本書の趣旨です。科学的というと、人に聞こえない2万Hz以上を再生するハイレゾは意味がない、とか、高価なオーディオ機器でも数値特性は同じだから、音が良いと思うのは錯覚だ、などの論調を想像されてしまうかもしれません。しかし、本書の趣旨はそういうものではないことを最初にお断りしておきます。安くても良いものはあるにしても、高価な機器でなければ絶対に聴けない驚愕の音も確かにあるのです。本書での筆者の提案は、論理に沿った「科学の作法」の導入です。例えば、音が変わったなら、科学的な理由を考えてみましょう。逆に、ある説について、「それは迷信だ」と思う前に、「本当なのだとしたらなぜか」と考えてみるのも大切です。2024年の増補版では、「アナログレコードの科学」を追加しました。感覚的なアナログの魅力を伝えるのではなく、関連する科学、技術、根拠のある正しい調整法などを正確に伝える情報を中心に書き加えることで、本書の役割をさらに広げようと思いました。これが増補版の目的です。本書が、読者の皆さんがより効率よくオーディオを改善していくための一助になることを願っています。★各章について★(※詳細はコロナ社HPにてご確認ください)1.アースと電源配線の科学:アースと電源配線の科学を解説します。アースを繋いだほうがよい場合と繋がないほうが良い場合があるのです。2.CDとハイレゾの科学:CDとハイレゾの技術を実験結果を交えながら解説します。CDの音についてのよくある誤解についても、そのどこが誤解なのかを説明します。3.SACDの科学と高音質の秘密:SACDを解説します。SACDの音が優れている理由は超音波まで出せるからではないのです。4.室内音響の科学:室内音響とその調整を一般家庭での部屋の大きさを前提に解説します。単純な試行錯誤では遠回りになりましょう。ここでも科学的な思考が役立ちます。5.接続ケーブルの科学:接続ケーブルの科学を解説します。ケーブルで音を調整する前に、まずは科学的に正しく接続しましょう。6.アナログレコードの科学:アナログレコードの科学を解説します。デジタル機器より調整による音の変化が大きく、その科学を理解することは良い音への近道です。7.あると役立つ測定機材:比較的低コストで入手できる測定機材とその使い道を紹介します。【目次】1. アースと電源配線の科学1.1 アースとは何だろう1.2 アースに関するQ&A1.3 信号線のアースと電源のアース1.3.1 つなぐなら基本は一点接地1.3.2 アースと信号線の両方がループを形成する例1.3.3 電源プラグのアースはつなぐべきか1.3.4 電源配線はタコ足配線がよいかも1.3.5 家庭用交流電源の屋内配線1.4 人間を接地する1.5 アースと電源配線のまとめ2. CDとハイレゾの科学2.1 CDとハイレゾとは2.2 CDとハイレゾに関するQ&A2.3 CDに関する不可解な「常識」2.4 サンプリングレートと信号の再現精度2.5 D/Aコンバーターの波形は可聴域でも意外と異なる2.6 サンプリング定理との関係2.7 CDのエラー訂正への誤解2.8 CDのパーフェクトリッピング2.9 CDのエラー訂正の原理2.9.1 ビット、符号、フレーム2.9.2 エラー訂正のステップ2.9.3 エラー訂正のイメージ2.9.4 再生プロセス2.9.5 読み出しドライブによるエラー2.10 CDとハイレゾのまとめ3. SACDの科学と高音質の秘密3.1 SACDとDSD3.2 SACDとDSDに関するQ&A3.3 1ビットDSDによるA/D変換の概念3.4 なぜSACDは良い音なのか3.5 SACDとDSDのまとめ4. 室内音響の科学4.1 音響調整が必要なわけ4.2 室内音響に関するQ&A4.3 定在波の特性4.4 補正してもよい節といけない節4.5 スピーカー配置や聴取位置による周波数特性変化4.6 周波数特性の測定方法と測定機材4.7 イコライザーの種類4.8 イコライザーの接続4.9 共鳴ピークの除去4.10 オーディオにおけるdBの話4.10.1 dBの定義4.10.2 音圧を考えるときのdB4.10.3 アンプ類の入出力や増幅率(ゲイン)を考えるときのdB4.11 ダイナミックイコライザーの効用4.11.1 音楽鑑賞中に聞こえるダイナミックレンジ4.11.2 写真の世界ではダイナミックレンジ調整は常識4.11.3 聴感上のダイナミックレンジ拡大4.12 スピーカーグリルによる特性変化の実測4.13 室内音響のまとめ5. 接続ケーブルの科学5.1 接続ケーブルの役割5.2 接続ケーブルに関するQ&A5.3 インピーダンスとは5.4 接続ケーブルの種類と特徴5.5 アナログ接続のインピーダンス5.6 デジタル接続のインピーダンス5.7 光デジタルケーブル5.8 デジタル接続での信号ロスと補間の可能性5.9 接続ケーブルのまとめ6. アナログレコードの科学6.1 レコードに関するQ&A6.2 レコード再生の原理6.2.1 音溝の構造6.2.2 カートリッジの構造6.2.3 フォノアンプの周波数特性(RIAA規格)6.2.4 レコード針のいろいろな形状6.3 レコードプレーヤーのアース6.4 トーンアームの形状6.5 インサイドフォースの力学6.5.1 インサイドフォースの発生原理6.5.2 インサイドフォースキャンセラー6.5.3 インサイドフォースは針の形状で変わる6.6 カートリッジ傾きの調整と特性変化6.6.1 カートリッジのアジマスとは6.6.2 垂直アジマスの調整とその効果6.7 レコードのダスト対策6.8 フォノケーブルで音は変わる?6.9 アナログレコードの科学のまとめ7. あると役立つ測定機材7.1 リアルタイムアナライザー(RTA)7.2 マルチチャンネルオシロスコープ7.3 赤外線温度計7.4 レーザー式精密距離計参考文献あとがき索引
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