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 複合インフレの罠 / 水野温氏

複合インフレの罠 / 水野温氏

Suruga-ya

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• Product condition
Used

• 著
水野温氏
• Issue date
2024/04/05
• Serie
• Rating
All ages
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details:
経済【内容紹介】<<円安は止まるのか? 金利のある世界が再来!>> しつこい物価高で国民は疲弊、資産価格の高騰で富裕層は潤う──。持続困難な財政、低金利政策の継続が、問題をいっそう深刻に。中長期的視点から日本経済の課題と選択肢を提示する注目書。金利や外国為替の動向を見定めたい投資家、金融関係者必読! ■2013年4月、日本銀行は長らく続いたデフレ経済からの脱却を目指し、量的・質的金融緩和を導入した。黒田東彦日本銀行総裁(当時)は、大規模な金融緩和策によって2%の「物価安定の目標」を2年で実現すると表明。インフレ目標の導入により期待に働きかけ、デフレ脱却を目指した。■大規模金融緩和は、株高・円安をもたらす一方、本来の政策目標であるデフレ脱却は先が見えなかった。日銀は出口を考えることなく緩和策を続々と追加し、国債市場の機能は著しく低下。政府の財政規律は緩み続けた。■日本がデフレと格闘する中、2020年には新型コロナウイルスの感染が世界的規模で流行(パンデミック)、その2年後にはロシアがウクライナへ侵攻した。経済の分断は深まり、欧米諸国を中心に激しいインフレに見舞われた。だが、2024年を迎えてなお日銀は大規模緩和の修正に消極的であり、政府は歳出改革に手つかずのまま。その陰で経済の歪みは拡大、重要課題は置き去りにされている。■本書は、人口動態やエネルギー政策、社会インフラなど日本が直面する困難を見据えつつ、粘着的な物価高の構造的な要因を説き、政策運営全般の矛盾を鋭く指摘。具体的な課題を提示するとともに、政府・日銀に決断を迫る。■政策関係者や金融関係者のほか、今後の金利やドル円の動きなどを見定め、運用を検討したい投資家が読んでおきたい注目の一冊。【目次】プロローグ──パンデミック、気候変動、国際紛争 第1章 粘っこいインフレは何をもたらすのか 第2章 パンデミックの後遺症 第3章 気候変動と国際紛争 第4章 国力低下を反映した円安 第5章 財政の持続可能性を脅かす「政策の割当て」 第6章 企業行動の変容をウォッチする日銀 第7章 中央銀行の憂鬱 エピローグ──日本社会の課題【著者略歴】元日本銀行政策委員会審議委員 1989年ニューヨーク市立大学経済学博士。86~89年NBER(全米経済研究所)客員研究員。86~88年ニューヨーク市立大学、87年ニュージャージー州立大学で経済学部講師。89年~2004年チーフ債券ストラテジストとして野村證券、クレディスイス・ファーストボストン証券などに勤務。2004年12月~2009年12月日本銀行政策員会審議委員。2012年4月~2019年1月クレディスイス証券取締役副会長。
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