商品解説■戦後アメリカ軍戦車の原点に迫る【実車について】第二次世界大戦後の1949年から開発がはじめられた新型中戦車がT42です。開発作業が続けられる中、1950年に勃発した朝鮮戦争により新型戦車の開発が急がれることになり、M46戦車の車体にT42の砲塔を搭載した車両へと計画を修正。1951年にはM47として正式化され、量産が開始されました。エンジンは810馬力を発生するコンチネンタルの4ストロークV型12空冷ガソリンエンジンを搭載。主砲は50口径90mmライフル砲M36を装備していました。部隊配備は1952年からで朝鮮戦争には間に合いませんでしたが8000両以上が生産されました。後継のM48が1952年から生産がはじめられたことからM47は程なくアメリカ軍からは退役し、活躍期間は短かったもののその後NATO諸国や韓国、台湾などへ供与され、活躍を続けたのです。【モデルについて】第二次大戦後に開発され、1952年から配備されたアメリカ軍の中戦車、M47パットンを再現したプラスチックモデル組み立てキットです。スケールは1/35、仕上がり全長は242mm。砲塔は特徴ある形状を正確にモデル化。ハッチや手すり、フックやアンテナなどは別パーツでディテールを細かく再現。コマンダーズハッチは完成後も開閉が楽しめます。主砲のマズルブレーキはT字タイプと筒型タイプの2種類を選択可能です。車体は一体成型パーツで各サスペンションアーム、ショックアブソーバーは別パーツで再現され立体的な仕上がり。履帯は組み立てやすいベルト式を採用しています。車体上部はエンジンデッキのハッチのディテールなど、細かな表現が仕上がりの実感を高めます。マーキングはアメリカ軍のほかイタリア、西ドイツ、ギリシャなど6カ国のマークを用意。アメリカ戦車の歴史に欠かせないキットです。【特徴】●1952年から配備されたアメリカ軍の中戦車、アメリカ軍のM47パットンを再現●1/35スケール、仕上がり全長は242mm●履帯は組み立てやすいベルト式を採用●主砲のマズルブレーキは2種類を用意●デカールは6カ国のマーキングを用意