C21からC104までのコミックマーケットカタログを基にコミケに40年近く参加し続けるディズニー系サークルを集計したりサークルカットから読み取るなどしてジャンルが確かに存在する事実をまとめる資料本。
アニメやパーク系サークルのカットはほぼ全て掲載する以外にもコラムや同人誌紹介を盛り込みコミケにおけるディズニーという同人ジャンルの歴史を辿る。
2002年のキングダムハーツ騒動以来「落書きでも許さない」「タブーで誰も二次創作しないし同人誌なんて無い」「コミケでディズニーの頒布は禁止されてる」などデマや偏見、自主規制や同調圧力に晒され続け続けたディズニージャンルの存在を改めて可視化することで同人界隈に長年蔓延るディズニー忌避風潮のおかしさを浮き彫りにする。