古明地こいしの幸せを描いた短編小説集です。
WEB掲載作品3編に、108ページの書下ろし1編を加えた4作+挿絵3ページを収録しています。
こいここ&こいまり&こいれいむな一冊となっております。

【収録作品】
★ひと眼逢ったそのときから
古明地こいしと秦こころのお話です。
こころが知らない誰かから告白された話を日々聞かされるこいし。
実はその心の中はこころへの気持ちでいっぱいで……?

★恋する乙女に祝福を!
古明地こいしと霧雨魔理沙のお話です。
その朝、彼女が目を覚ますと閉じたはずの瞳が開いていて。
クリスマスの夜に、こいしは魔理沙に何を告げるのか。

★恋色の思い出は鮮明に
古明地こいしと霧雨魔理沙の、都市伝説にまつわるエピソード。
誰からも忘れ去られる妖怪と、それを忘れたくない魔法使いの小噺です。

★贈り物にはホワイダニットを
古明地こいしと博麗霊夢のお話です。
こいしのお誕生日会に誘われた霊夢は、だけどその招待を断ってしまいます。
博麗の巫女として、妖怪と慣れあってはいけないと考える霊夢。
そんな霊夢とこいしを巻き込んで、とある事件が人里で起きて――?