2002年の『あずまんが大王』から数えて20年、『ぼっち・ざ・ろっく!』や『お兄ちゃんはおしまい!』に至るまで様々な日常系アニメが放映されてきましたが、そこにはいつも素晴らしいBGM、劇伴がありました。
本誌では劇伴を軸に、作曲者や楽曲の特徴、作品に与えた影響などを触れながら歴史を振返るとともに、実はEテレにおいて日常系アニメの劇伴が多用されているという意外な事実も探っていきます。
『らき☆すた』の「らららコッペパン」、『のんのんびより』のリコーダー、『ゆるキャン△』の本栖湖のテーマなど、ふだん劇伴を意識しない方でも「あっ、この曲聴いたことある!」と思うこと間違いなし。音楽を通じて、日常系アニメの世界をより堪能してみませんか?