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傭兵団の料理番 16

傭兵団の料理番 16

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文庫
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一般向け
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【あらすじ】
いつ死ぬかわからないなら、いつも好きなものを食べていたいー

大人気飯テロシリーズ最新刊。
天才料理人と姫様に最大の危機が?

グランエンドの国主の城からやって来た六天将の長、ミコトによる監査が終わった。
結果は問題なしと判断され、ミコトはアユタ姫の命令によってシュリの過去を探るために、シュリのことを最もよく知っていると思われるテビス姫の周辺を探るために、ニュービストへと旅立った。

その後、シュリはネギシに特別な料理を作ってほしいと催促され、困った事態に陥る。
アユタ姫専用の料理人として赴任しているシュリとしては、アユタ姫以外の個人のリクエストに応えると問題になる可能性があるため断ろうとするものの、勢いに押されて了承してしまう。

そんなとある三日月の夜。
シュリと親しく月見酒を楽しんだことで油断したネギシは、あることをみんながいる前で言ってしまった。
その場では問題にならなかったものの、自身の迂闊さを恥じたネギシはシュリを避けるようになってしまう。
謝罪する状況を見いだせないネギシが悩んでいたところ、戦の報せが入る。
出陣した先の野営地にて、ようやくネギシはシュリに謝罪することができた。

しかしシュリは、ふとしたことでアユタ姫たちに正体を知られ、グランエンドの支配者を取り巻く闇と自身の境遇を話すこととなった。
アユタ姫たちは信長の存在を知り、打倒することを誓った。
自身が戦うべき本当の敵を改めて見定めたアユタ姫たちのために朝食の用意をしていたシュリだったが、耳に届いてきたのは鬨の声。

大勢の敵の集団が襲ってくるところだった。
戦ううちにネギシたちとはぐれてしまったものの、敵の襲撃からなんとか逃げ出したアユタ姫とシュリ。
森の奥の洞窟に逃げ込み、雨と寒さを凌ごうとするが、冷えきった体を温めるものは何もない。

そんな中、アユタ姫は低体温症に陥ってしまい……。
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傭兵団の料理番 16
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