舞台「文豪ストレイドッグス」 シリーズ最新作
裏社会に名高き「双黒」--太宰治と中原中也の出会いが舞台化!

強力なスタッフと人気のキャストが丁寧に紡ぐ知られざる過去の物語
これまでの舞台「文豪ストレイドッグス」シリーズの演出を手掛けた中屋敷法仁が脚本・演出を担当。
本作のエピソードの要となる中原中也役を植田圭輔、太宰治役を田淵累生が前作から引き続き演じる。
そして、広津柳浪役として加藤ひろたか、尾崎紅葉役として夢月せらが、それぞれ過去公演「黒の時代」「三社鼎立」ぶりにポートマフィアのメンバーを好演する。
森鴎外役には舞台に留まらず、映画、ドラマ、アーティスト活動など幅広く活躍する根本正勝、白瀬役には映画『MANKAI MOVIE「A3!」』シリーズの公開を控える伊崎龍次郎を起用!
さらに、蘭堂役を特撮ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」シリーズで注目を集める細貝圭が演じ、そこへアンサンブルキャスト8名を加えた総勢15名が出演する。

《ストーリー》
常人ならざる「異能」の力を持つ者たちを擁する「武装探偵社」と「ポートマフィア」。
二つの組織がしのぎを削る、ヨコハマの“現在”。
それより溯ること、七年前――。

ポートマフィアのボス・森鴎外は、煩わしい噂を耳にしていた。
港湾近くの貧民街に、弔ったはずの先代ボスが姿を現したというのだ。
調査を命じられたのは、これが初仕事となる十五歳の太宰治。

太宰は、訪れた街で、ポートマフィアと敵対する反勢力「羊」の長・中原中也と出会う。
彼と同じ十五歳の少年は「アラハバキ」なるものを追っていた。
神の獣が、地獄より蘇らせし怨恨の亡者。
憤怒の炎に秘められた、語られざる真実とは……?

のちに、名を対なし、裏社会に轟かせる若き原石たち。
無垢なる羊は、何故にしてその身を闇に染めたのか?
これは、「双黒」始まりの物語である。