【あらすじ】
世間ではそこそこ売れている純文学の小説家・梶間。
実はゲイである彼は、ネットで知り合った大学生のヒロと、身体だけのドライな関係を半年ほど続けていた。
ところがある日、ひょんなことからヒロが自分の小説のファンだということが発覚!!
あまりに熱心なその姿に、自分が作者だということはとてもじゃないけれど言い出せず、自分で自分のファンを演じるハメになってしまい、正体を隠したまま関係を続けることに。
セフレとホテル以外で会うなんて今まで煩わしいと思っていたのに、ランチをしながら作品の話をしたり、本の考察を語り合ったりしているうちに、ヒロと一緒にいる時間がどんどん心地の良いものになっていく。
けれど、どうやらそれはヒロも同じ気持ちのようで…!?