*春コミ合わせですが、イベントには参加できませんので書店委託で先行販売いたします。A5サイズ、60ページ、小説のみです。
両片想いな安室さんと梓さんのお話です。
ちょっとしたことで恋を自覚する梓さんと炎上だと言って逃げる梓さんが面白くない安室さんがちょくちょく梓さんにちょっかいかけて楽しむ、そんなほどよい距離感がいつかは終わってしまうことを二人は知っていた。雨の日もポアロの買い出しの日も近づいて、また離れて、また近づいて、そんな毎日の二人に別れは突然訪れる。
ポアロで起きた事件、そして梓さんは男たちに動きを封じられ動けなくなっていたところに安室さんが登場するものの、その事件がきっかけで安室さんはポアロを去ることになる。その際、梓さんは安室さんのある言葉に傷ついていた。梓さんを巻き込まないための嘘だろうと言うことにたまたま居合わせたコナンは気付き、梓さんに「梓さんが知ってる安室さんを信じて」と言う。コナンの言葉、そして入れ替わるように常連になった新一の言葉に梓は励まされ、そして一年の月日は過ぎ――。
すれ違った二人が元の仲が良かった二人に戻るまでのお話です。コナンくん(新一)が結構出てきます。