2022年に発行した文庫本3冊と、2023年に発行されたアンソロジーの寄稿文2本をまとめました。

────以下収録タイトル────
■　LUCKY or UNLUCKY　https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18288786
あるときはブリキのオモチャになり、あるときは二人でファンタジーの世界に閉じ込められ、あるときは子どもに戻り、またあるときは記憶を失くす……。不運なMr.と荼毘が、さまざまな個性事故を乗り越えながら、次第に仲を深めていく話
■　DROP　https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18185263
男と女の性に加えて、ダイナミクスと呼ばれる力量関係により、支配的なDomと従順なSubの性がある世界。Domとして生活する荼毘は、恒常的なダイナミクスの不調に苛立ちを募らせ、Subへの八つ当たりじみた仕打ちを繰り返していた。そんな荼毘の態度に怒ったMr.が、荼毘へ威嚇のグレアを飛ばす。その瞬間、Domであるはずの荼毘は、Sub dropに陥って……
■　バッドエンドに祝福を　https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18657451
荼毘の墓前で手を合わせる。
「おまえはこんなこと言われたくないかもしれないけど、最期だから許してほしい。愛してるよ。今、そっちに行く」
生まれ変わった世界にも、エンデヴァーというヒーローがいた。だからきっと彼もいると思った。
今度こそ、幸せに生きてほしい。燈矢を、荼毘にしてはならない。
二度目の人生でヒーローになった轟燈矢と、怪盗Mr.コンプレスの話
■　よいこのおかねのつくりかた　https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23081311
迫荼アンソロジー「サコダンス!第1弾」への寄稿文。アンソロジーのテーマは、「舞台」
お金を稼ぐために舞台の上で芝居をする、若かりし日のMr.と荼毘の話。
■　それは静かに降り積もった
迫荼アンソロジー「サコダンス!第2弾」への寄稿文。アンソロジーのテーマは、「ダンス」
真正面から愛を囁くMr.と、それをうまく受け取ることのできない荼毘の話。