プラハで平和に暮らしていた主人公コヴァーチ達セルビア人の一家が、コソボ紛争の戦禍に巻き込まれ離散。
アルバニア兵によって母・姉・兄を殺され、誘拐された父を助ける為、偶然遭遇したロシア陸軍少尉のイゴールに保護を求め、スペツナズ式の戦闘術を独自に身に着け、幼いながらも自ら修羅の道を選択したコヴァーチ。

戦禍の中でどう生きるか。
父・ドラガンとは再開できるのか。

第二章以降は、成人したコヴァーチがセルビア軍を退役し、プラハへ戻ってからのストーリーです。
国際的組織犯罪が絡むストーリーとなります。


小説投稿サイト「カクヨム」に掲載している同名作品を、挿絵付き・大部分の外国語を日本語に直して同人誌にしました。
また本作は、作品の整合性をより高めるため、プロの軍人による内容チェック、またコソボ紛争当時を知るハンガリー人の友人、ボスニア紛争を体験したクロアチア人の知人から聞き取りを行い、執筆しております。