愛之介様が眠ったまま起きない。そんな連絡をもらった忠は、病院で眠る愛之介を眺めていた。
愛之介の身内は、愛之介を心配する様子がなく、訪ねてきた忠を気にする事すらない。
そんな中で、忠は仕事をしながら愛之介が起きるのを願っているのだが、愛之介はそんなことは知らず、夢の中で魔王として楽しく働いていた。
夢だと思いながら楽しんでいるところで、愛之介のところに勇者の恰好をした実也が訪ねてくる。
「どのくらい寝てるか知ってる?」
一方、忠は、目覚めない愛之介に起きて欲しいと願っていながらも、時は迫ってきており…。

愛之介が●●状態に陥り、夢の中で魔王をしながらのんびり過ごしている話です。

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【新書本サイズ表紙込み総ページ数　68P　総文字数22,000文字程】