個性の発現率の著しい低下に伴い、個性を持つ人間が圧倒的なマイノリティとなった世界。

優れた個性と知性を持ちながらもそれを持て余し、ただ漠然と進学校に通う鷹見啓悟。
ひとつの夢が終わり、新たな人生のために四十歳を越えてから定時制に通い始めた轟炎司。
同じ教室の同じ机を使う二人は、ある日忘れ物をきっかけに手紙のやりとりが始まった。
顔を合わせ、やがて友となった二人。
未だ大人ではない啓悟の初めての恋のお話―――……

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個性はあるけどヒーローという職業のない世界のパラレル設定です。
ごく普通の高校生の啓悟と定時制課程の元レスラーで社会人の炎司との恋のお話、中編です。
「ひの、ひかり3」を持ちまして無事に完結しました。
https://www.pixiv.net/novel/series/12247558