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死亡遊戯で飯を食う。

死亡遊戯で飯を食う。

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Melonbooks

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文庫
• Pages
264
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一般向け
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【あらすじ】
第18回MF文庫Jライトノベル新人賞《優秀賞》受賞作

目を覚ますと、私は見知らぬ洋館にいた。
メイド服を着せられて、豪華なベッドに寝かされていた。

寝室を出て、廊下を歩いた。
食堂の扉を開けると、そこには五人の人間がいた。
みな一様に、私と同じくメイド服を着せられていて、少女だった。

〈ゲーム〉の始まりだった。
吹き矢、丸鋸、密室に手錠、そして凶器の数々。
人間をあの世にいざなうもので満ち満ちている、そこは〈ゴーストハウス〉。
館に仕掛けられたトラップのすべてをくぐり抜けて脱出するしか、私たちの生き残る道はなかった。
絶望的な現実に、少女たちは顔色を悪くする――

――ただ一人、私だけを除いて。

なぜかって? そりゃあ――私はこれが初めてじゃないから。

プレイヤーネーム、幽鬼【ユウキ】。
自分で言うのもなんだけど、殺人ゲームのプロフェッショナル。
メイド服を着て死の館から脱出を図ったり、バニーガール姿でほかのプレイヤーと
殺し合ったり、そんなことをして得た賞金で飯を食っている人間。

どうかしてるとお思いですか?
私もそう思います。
だけど、そういう人間がこの世にはいるんですよ。
おととい励まし合った仲間が、今日は敵になる。
油断すれば後ろから刺され、万全を尽くしたとしても命を落とすことがある――

そんな、死亡遊戯で飯を食う、少女が。
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死亡遊戯で飯を食う。
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